階段昇降機は自宅に設置できる?気になる条件と実例を解説
階段昇降機の導入を検討されている方の多くが、まず最初に抱く疑問があります。
それは
「うちの階段でも設置できるのか?」
という点です。
これは非常に多くの方が気にされるポイントであり、実際に現地調査の際にも必ずと言っていいほどご質問をいただきます。
結論からお伝えすると、階段昇降機はほとんどの階段に設置可能です。ただし、いくつかの条件や種類による違いがありますので、順番に詳しく解説していきます!
目次
1. 階段昇降機には「直線型」と「曲線型」がある
2. 設置できるかどうかは「幅」と「角度」がポイント
3.「うちの階段の材質でも大丈夫?」という不安
4. 注意するべき事
5. 実際にあった珍しいケース:人工大理石への設置
6. まずは現地調査がおすすめ
7. まとめ
階段昇降機には「直線型」と「曲線型」がある
階段昇降機には大きく分けて2つの種類があります。
・直線型 → 詳しくはこちらもご覧ください 屋内直線型 屋外直線型
・曲線型 → 詳しくはこちらもご覧ください 屋内曲線型 屋外曲線型
直線型は、その名の通りまっすぐな階段に設置するタイプです。構造がシンプルなため、比較的コストも抑えられ、設置期間も短いのが特徴です。
一方、曲線型は踊り場がある階段や、途中で曲がっている階段に対応するタイプです。階段の形状に合わせてレールをオーダーメイドで作成するため、どんな形状にも柔軟に対応できます。実際には、多くの住宅で採用されているのはこちらの曲線型です。
階段の形状に応じて最適な機種を選定することが重要になります。
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|---|---|
| 直線型 | 曲線型 |
設置できるかどうかは「幅」と「角度」がポイント
では具体的に、設置できるかどうかを判断する基準は何でしょうか。
主なポイントは以下の通りです。
・階段の幅 ・階段の角度 ・電源の有無
例えば階段の幅については、一般的に直線型・曲線型で約75cm以上が目安とされています。
もちろん、これより狭い場合でも設置できるケースはありますし、逆に条件によっては設置が難しい場合もあります。
また、階段昇降機は使わないときに折りたたむことができますが、それでも一定のスペースを必要とします。設置後も安全に人が通行できるかどうかも重要な判断材料になります。
さらに、家庭用の100V電源が近くにあるかどうかも確認が必要です。バッテリーを充電しなくてはいけない為、コンセントは必須となります。
こうした条件を総合的に見て、設置の可否が判断されます。
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「うちの階段の材質でも大丈夫?」という不安
次によくいただくご質問が、
「この階段の材質でも設置できますか?」
というものです。
これについてもご安心ください。
階段昇降機は、基本的に以下のような材質であれば問題なく設置可能です。
・木造階段・コンクリート階段
・鉄骨階段
つまり、一般的な住宅に使われているほとんどの階段に対応しています。
実際の施工では、踏み板(ステップ部分)にレールを固定するため、壁の強度などに大きく依存しないのも特徴です。
壁のを補強しないと設置ができないと思われている方も多いですが、壁に固定は一切しませんので、特に補強の工事は必要ありません。
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注意するべき事
木造階段
木造階段だから大丈夫というわけではありません。
古い住宅の場合、見た目は問題なくても内部が弱っているケースもあるため、しっかりとした強度確認が重要です。必要に応じて補強を行ってから設置する場合もあります。
(人が階段を歩いた際に階段がたわんだり、階段に穴が空いている場合は必ず階段の補強が必要になります)
大理石や人工大理石などの石の階段
・割れやすい
・加工に専門技術が必要
・通常の施工では対応できない
といった特徴があります。
このような場合は、石材業者や施工した専門業者に依頼して、穴あけ加工を行ってもらう必要があります。
タイルの階段
コンクリートの上にタイルを重ねている階段もタイルが割れる可能性があります。
設置前にお客様には割れるかもしれないという事をお伝えしご了承を頂くことがございます。
コンクリート板
屋外階段で使用されているお宅もたまにいらっしゃるのですが、
基本的にコンクリート板は割れる可能性が非常に高く、ビスやアンカーでの固定ができないことがあります。
こちらの場合は階段自体の改修工事が必要になる可能性があります。
(種類により、設置が可能な場合がございますので、ご使用されているコンクリート板のお名前を教えてください)
床暖房がある場合も注意
意外と見落としがちなのが床暖房です。
階段昇降機は階段だけでなく、上下のフロアにも支柱を固定する場合があるため、床下に暖房設備があると施工できないケースがあります。
(床暖仕様ができる機種がありますので、一度ご相談下さい!)
実際にあった珍しいケース:人工大理石への設置
ここで、実際にあった少し珍しい施工事例をご紹介します。
あるお客様の会社では、階段の踏み板が「人工大理石」で作られていました。
人工大理石は見た目が美しく高級感がありますが、加工には専門的な知識と技術が必要です。そのため、通常の木材やコンクリートのように簡単に穴あけができるわけではありません。
このケースでは、まず以下の対応を行いました。
・既存の施工業者(石材業者)へ依頼
・適切な位置に穴あけ加工を実施
・その後、昇降機のレールを設置
このように、特殊な材質の場合でも適切な専門業者と連携することで対応可能です。
ポイントは、無理に施工を進めるのではなく、材質に応じた最適な方法を選ぶことです。

図面で綿密に打合せをし、当日先に穴を開けて頂き、
階段昇降機を設置致しました。

まずは現地調査がおすすめ
ここまで様々な条件をご紹介しましたが、最終的な判断はやはり現地調査が最も確実です。
図面や写真だけでは分からないポイントも多く、
・手すりの位置
・壁との距離
・日常の動線
・階段の材質
など、実際に見て初めて分かることがたくさんあります。
そのため、「設置できるかどうか分からない」という段階でも、気軽に相談していただくことが大切です。
迷ったら、すぐにご相談下さい!
まとめ
人工大理石のような特殊なケースでも、専門業者と連携することで対応できるケースもあります。
「うちは無理かも」と最初から諦めてしまうのではなく、まずは一度ご相談のご連絡下さい!
思っている以上に、設置できる可能性は広がっています。
ダイコー株式会社 東京本社
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